夢三夜「友に捧げる二十秋歌」その二
残念ながら「歌会始」の締め切りに間に合わなかった。半紙に毛筆で歌を、なんて私にはとても無理である。秋はまた、出会いの季節でもあった。函館山に輝く青い半月は、何を思い、遠く西の空を照らすのだろうか。
半月が輝く函館山 |
半月に蒼く輝く臥牛山
海をも青く彼方(かの)街蒼く
沖縄から南の香り一杯のフルーツが届いた。函館はもう、中秋である。明るく高い空が懐かしい。海辺の隠れ家なんて夢の夢だ。いつかはと思いつつ時間だけがむなしく過ぎて行く。
七歌
スミノフにシークワサーの香り
秋の夜の遠き空の下
友の笑顔が
八歌
ふと思う友は遠くに奈良の里
呟き交わし今宵も更けん
あまりに青空が高く綺麗な昼下がりである。雑草といえども緑を楽しませてくれた草を一生懸命抜いた。函館はもうすぐ初冬の天気になる。冬の凛とした朝の空気もまた良いものである。やがて山肌は黄赤に染まり、そして白の世界だ....
九歌
秋空のあまりに高き白雲の
ふわりと流れ我が手に入りぬ
秋空のあまりに高き白雲の
ふわりと流れ我が手に入りぬ
高校時代のワル仲間の来店である。Twitterで見つけたらしい。地元の優良会社の社長になっていた........。
十歌
君の眼が熱き輝き我が友の
君の眼が熱き輝き我が友の
雄雄しき姿誰ぞ思わん
六歌>強いて言うなら“Hakodateブルー”
返信削除函館の街には独特の「蒼」があると時折感じます。
月、空、海...
蒼、青、碧...
昼となく、夜となく、ファインダーの向こうの街は
いつも碧いのです。
夢の中の景色にも似ています。
初恋の想いにも。。。