2011年4月25日月曜日

夢二十六夜「桜の季節」

北の街、函館にもやっと花の季節の到来である。ここ数日、花も咲いてないのに花冷えの様な気候が続いている。梅も桜の花も一休みである。

もう少しみちのくに留まっていたいのだろうか。被災者の方が少しでも癒されんと。

山間の辛夷の花が咲き始めた。ミルク色の花を恥ずかしそうに覗かせている。街路樹のナナカマドは北の街に一番に緑濃き葉をつけ始めた。函館にも待ちに待った春の到来である。






大阪櫻三首


花びらは何処に流れ消えゆかん


    我も同じか、はかなく静かに






散る桜、薄雲のやうに流れゆく


  その花びらにまた出逢う日は






花びらは艶やかさ少し残さんと


   小川を埋めし一瞬見惚れん











Twitterに俵万智嬢を発見。男のお子さんと二人暮らしの様である。
お初に失礼します。初対面、ご無礼お許しを......。駄目句三首




Twitterに名を見つけし俵万智、


     湘南の海は遠き思ひ出




母親になり優しさは変わらない


   子への愛情ただひたすらに






携帯を機械は苦手と俵万智、


  ひとつ一つの文字が響くの








災害に襲われた陸奥にも春の便りが.....


巡り来る 花の香りに 包まれん 


   
   みちのくの地に 桜の花咲き








鎮魂の 喪章を胸に 輝かん


  
   桜の下に ピカピカの 子たち








恋歌は......


恋の歌 詠う時には 恋知らず 




   誰の事かと 我が生き様










恋歌は 誰に向かひて 詠まんとし




     叶ふ事なら あの人のこと










老木の 桜木のやうに 我は詠む 


   枯れても花を 咲かせる素敵





薄紫の夜明け




朝焼けの函館。心が洗われる様な冷んやりとした朝。

朝焼けに 溶けてしまいそう 我が心


          薄紫の 今日始まり




青、蒼く 輝く街に 我一人 


   
    初恋匂ふHakodate blue








大阪在住の友人が結婚した。満開の花空の下、おめでとうございます。


逢ふ坂の卯月四日の桜花


  これ見よがしに我らを祝い






春の陽にそよ風温む北の地の


 梅のつぼみもポットはにかみ










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