2011年4月18日月曜日

夢二十三夜「鎮魂歌」


三月十一日14時46分。未曾有の大災害が東日本を襲った。

何と言う悲惨な出来事であろうか。一瞬にして町並みを根刮ぎ持ち去り、幾万の人を攫ってしまったのである。

被災を受けた皆様には心からお見舞い申し上げます。風評被害、全国的に経済活動の自粛。

今回の被災は東日本だけの事だけではなく、日本全土に影響を及ぼしている。

我々は手を取り合い一日でも、一時間でも早く昨日までの幸せを取り戻さなければならない。

皆の笑顔を取り戻すまで.........。








ムックリ−7「東日本大災害」チャリティーコンサートに捧げる


3.11 Tsunami 鎮魂


弥生三月 十一日

静かに眠れる 海原の

遠く沖より 襲い来る

全てを流さん 大波は



家族と戯れ 温かき

きのふの姿 今いずこ

幾万の民 拐(さら)われん

幾万の家 流されん



荒れ荒れ果てた わが町は

何も残さん 瓦礫野に

我立ち尽くし 涙枯れ

明日の希望を 見出ださん



大波遥かに 去らんとて

見えなき恐怖 襲い来る

我らが幸を 追いやりて

恐怖の悪魔 忍び寄る



ふるさとを捨て 遠き街

友、散りじりに 別れても

忘れはしない  君の香を

いつかは戻らん 故郷に



Tsunami 襲いし 函館の

ともしび消えし ベイエリア

我ら手をとり 必ずや

元に戻さん わが街を



やがて桜の 咲き乱れ

みちのくの地に 花のかほり

覆いつくせよ 花びらよ

全てを染めよ しあわせに



我ら必ず 立ち上がる

たとへももとせ 掛かるとも

昨日の幸せ 戻るまで

あしたの笑顔 見えるまで


君の微笑み 見えるまで.....。









人影もなきベイエリア




鎮魂四首


人影も 無く静かなる ベイエリア

      三日月寂しく 鎮魂の時




あまりにも 酷き姿の ふるさとの 

    たった一日 昨日に戻どさん




降りしきる 淡雪つもる わが街の

      余りに綺麗  すべてを隠し




あまりにも 惨(むご)き避難の 

 生活を 冷たく映す ジッと見る我










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